昼間発電した電力は自家消費して、昼間は電気代要らずの生活。余った電力は電力会社に売ります。夜間は時間帯別電灯契約で安い電力を購入して使います。更に、屋根に設置したパネルの断熱効果で、冬は暖かく夏は涼しく過ごし、空調費を節約することが出来ます。
4kWの太陽光発電システムを設置すると年間発電量は約4,000kwh。通常の世帯年間電力使用量は5,300kwh。従って、使用量の約75%を太陽光発電で賄えるので、その分化石燃料を削減することができます。
オール電化では時間帯別料金の深夜の安い料金を利用して電気代を削減します。その際、昼間の電気代は上がりますが、太陽光発電によって昼間の電気代は必要なく、余った電気は高い料金で売れるので、太陽光発電とオール電化を組み合わせれば最も効率的な料金プランとなります。
空き地や屋根などに太陽光発電を設置して有効な資産活用を図り、再生可能なエネルギーにシフトしていくことはこれからの重要な課題です。
全量売電して長期にわたり安定した収益を得ること、自家消費して高い節電効果を得ること、いずれも収益性の確保と投下資本の早期回収が見込めます。
個別事例の採算性については、シミュレーション/お見積りをご利用下さい
2012年7月に始まった全量固定買い取り制度(FIT)によって、産業用太陽光発電は急拡大しました。
その後、電力会社の接続容量問題などが発生して制度の見直しが行われ、2017年4月から改正FITがスタートしました。
年々買取価格が下がっていますが、同時に設備費用の額も下がっています。
しかも、導入時の買取価格が20年間固定されますので、一定の利益が長期間安定します。
施工実績
全量買い取り制度と共に急拡大してきた太陽光発電ですが、今後の方向性を考える時、自家消費型システムが共に伸長していくものと思われます。経済的なメリットの面でも両者の優劣の差はなくなる方向です。
自家消費型の太陽光発電は系統に負荷をかけず送電ロスもありません。
今後は自家消費型システムを誘導する制度の導入も考えられます。蓄電池の普及が進むと太陽光発電は自家消費が当たり前ンの時代も予想されます。
太陽光発電システムはメンテナンスフリーである、といった誤った認識では、長期間の安定した発電を得ることはできず、事業性を失うことになります。
実際にはいろいろな要因により故障が発生する可能性があります。屋外に長期間放置するため、パネルやパワコンへの台風等の気象の影響も無視できません。
異常の発生を早く気付いて復旧対応することが必要です。
O&Mとは、オペレーション(運用)とメンテナンス(保守)の略で、常時発電現場を遠隔監視し、適切な点検を行い、異常ある時は迅速に対応する、これら一連の備えを確立し、発電所の事業性を守ることです。
平成29年4月の改正FIT施行により、50kw以上の発電所についてO&Mの実行が義務付けられました。
安全性や運用に問題ある発電所は認定取り消しを含む処分を受けることになります。
HEMSとは、Home Energy Management Systemの略で、エネルギー管理システムの住宅向けです。工場のFEMS,商用ビルのBEMS、地域のCEMSなど、エネルギー管理システム(EMS)の一領域です。
HEMSによって、端末で太陽光発電や蓄電池などの発電量や蓄電量をリアルタイムで把握し、電気機器ごとの消費電力量を見て、エネルギー使用の最適化を計ります。太陽光発電+蓄電池+HEMSはスマートハウスに不可欠のシステムです。
エネルギーの見える化と一元管理が可能になります。